ハーレーダビットソン福井・金沢・富山 スタッフブログ

「ステーターコイル」のお話

2026.08.28

いつもお世話になっております。

サービスの野里常(のりつね)でございます!

よろしくお願いいたします。

今回はハーレーダビッドソンの「ステーターコイル」について

簡単にお話しいたします。

ステーターコイルはエンジンの回転を利用して、

バイクの走行や電装品に必要な電力(交流電気)を生み出します。

生み出された交流電気は「レギュレーター」という部品で

直流に変換され、バッテリーへと蓄えられます。

特徴と定番の弱点をお話いたします。

一般的なバイクとは異なり、ハーレーの多くはプライマリーケース内部の過酷な熱と

プライマリーオイルに浸かっている状態になります。

ステーターコイル自体も熱を持ちますが、

プライマリーオイルによって冷却されています。

そのため、オイル交換を怠ると熱がこもりやすくなり劣化を早める原因になります。

熱による「焼き付き・ショート」突然のパンクの可能性があります。

消耗して徐々に弱るというより、銅線の絶縁被膜が熱で劣化し、

内部ショートを起こして突然発電しなくなる特徴があります。

ステーターコイルに異常がありますと、プライマリーオイルを抜いた際に

特有の焦げ臭いニオイがしたり、オイルが真っ黒に汚れたりします。

 

今回はプライマリーケースからのオイル漏れの依頼があり

プライマリーケースを分解した際にステーターコイルも点検いたしました。

下の画像が装着していた部品になります。

見える側は問題が無さそうに見えますが、コネクター部分を点検いたしますと・・・
配線がひび割れていて断線の可能性が高い状態でした。
今回は新品のコイルに交換いたします。
上記の画像が新品のステーターコイルになります。
配線なども柔軟性があり安心です。

プライマリーからのオイル漏れなどが発生した際、

修理費用はかかってしまいますが、今後も安心してお乗りいただくために、

あわせて全体の点検を行うこともおすすめいたします。

 

皆様からのカスタムのご相談や整備のご相談などございましたら

お気軽にご相談くださいませ。

次回はまたいろいろなお話をいたします。

 

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